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BLOG
エヌアールエムの代表/二宮俊一郎が日々感じた事を好き勝手に書き綴っています。
(不定期更新)
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光と影で生じる空間
前回のBLOGで「設計という行為は何もない空間を切り取って、そこに機能だけではなく光や影の生じる場を作り出す行為だと思っています」と書きましたが、今回はその光と影の話。 建築の専門用語で、窓やドアなどの事を「開口部」と言います。光を取り入れたり風を通したり、或いは人が出入り...
S.Ninomiya
2016年6月27日読了時間: 2分


寺田町の家~建て方/上棟
過日は大阪の天王寺区で進行中の「寺田町の家」の建て方でした。蒸し暑い中頑張って下さったハンワコーポレーションの皆様方、大変ご苦労様でした。 設計という行為は何もない空間を切り取って、そこに機能だけではなく光や影の生じる場を作り出す行為だと思っているのですが、その行為が机上の...
S.Ninomiya
2016年6月22日読了時間: 1分


ピュアからフェイク、そしてピュアへ
今回のBLOGは建材のピュア(本物)とフェイク(偽物)についてのお話し。 「ラ・コリーナ近江八幡」の外観 先日、建築史家でもあり建築家でもある藤森照信さん設計の「ラ・コリーナ近江八幡」を訪れる機会があった。「ラ・コリーナ近江八幡」は和菓子や洋菓子で有名なたねやグループの展開...
S.Ninomiya
2016年6月14日読了時間: 3分


建築写真とスケール感
過日は「吹田の家」の家具が入ったので、二度目の竣工写真の撮影を行いました。 撮影中の「吹田の家」。フォトグラファーは冨田英二さん。リビングの家具は全てアルフレックス ジャパン。 床材はIOCのオークフローリング。 建築が竣工すると殆どの場合竣工写真を撮影します。そして、可能...
S.Ninomiya
2016年6月1日読了時間: 2分


住まいとトレンドの距離
先日、WIW(World Interiors Week 2016 in JAPAN)というデザイン関連イベントの枠組みで催された「JID 海外インテリアレポート/INTERIOR DAY」というトークイベントをご拝聴させて頂きました。...
S.Ninomiya
2016年5月29日読了時間: 5分


続・人手不足
以前にこのBLOGでも建築現場の人手不足について書きましたが(最近の建築コスト事情)、今回はその続きです。 画像と記事は関係ありません。 先日、建築家仲間と世間話をしていたらスタッフの話になりました。 その建築家仲間の事務所のスタッフは全て外国人。海外に広く知られた建築家の...
S.Ninomiya
2016年5月27日読了時間: 2分


堺の家5/お金の話
昨年末から進めていた「堺の家5」の見積もり調整が終わり、着工までのハードルは建築確認申請のみとなりました。 「堺の家5」模型写真。 ここまでの流れとしては「基本設計」→「概算見積」→「実施設計」→「本見積」→「見積調整」となるのですが、これらの中で一番苦労するのが「見積調整...
S.Ninomiya
2016年5月16日読了時間: 3分


建築と写真
過日は「吹田の家」の竣工写真を撮影しました。フォトグラファーはいつもの冨田英次さん。 「吹田の家」を撮影中の冨田英次さん。 いつも立ち合ってどこからどのように撮影するか、冨田さんと話し合いながら撮影していきます。 以前は、建物が完成するまでの間に「ここはこう撮りたい」とか「...
S.Ninomiya
2016年4月26日読了時間: 1分


上海旅行記 その5
上海旅行記の最後「上海旅行記 その5」は、上海に建つ一般的な建築の統括。 そもそも、今回の上海視察の日程は2泊3日。1日目は日本から午前便に乗り午後に上海に到着し、そのままDOMOTEXアジアの会場で終日を過ごしたので、2日目と3日目の午前中が建築視察という弾丸ツアーでした...
S.Ninomiya
2016年4月6日読了時間: 4分


上海旅行記 その4
「上海旅行記 その4」は「上海征大ヒマラヤ芸術センター」です。設計は日本人建築家の磯崎新さん。磯崎さんは日本を代表する建築家の一人で、今や御大中の御大という方です。 インパクトのある「上海征大ヒマラヤ芸術センター」の外観。...
S.Ninomiya
2016年4月5日読了時間: 2分


上海旅行記 その3/追悼ザハ・ハディド
「上海旅行記 その3」はくしくも先日他界された英国の建築家ザハ・ハディド設計の「上海SOHO」。ザハさんは日本の新国立競技場コンペで最初の採用案になった建築家としても有名ですね。 「上海SOHO」 そんなザハさんが上海で設計したのが「上海SOHO」です。「上海SOHO」はオ...
S.Ninomiya
2016年4月2日読了時間: 3分


上海旅行記 その2
上海では最新の現代建築も幾つか視察してきました。まずは日本を代表する建築家/安藤忠雄さん設計の「上海保利大劇場(上海オペラハウス)」。 円筒形によってくり抜かれた内部空間(実際には外部のオープンスペース)から池側を見る。こういう心象に残る空間づくりは、さすが安藤さんという印...
S.Ninomiya
2016年3月31日読了時間: 2分


上海旅行記 その1
前回のBLOGでDOMOTEXアジアで上海を訪れたことを書きましたが、DOMOTEXだけではなく勿論観光…ではなく建築も沢山観てきました。今回から数回に分けて上海で観てきた建築の事を書いていこうと思います。 ■周荘 まずは上海の郊外、車で1時間半ほど西側に離れた場所にある周...
S.Ninomiya
2016年3月28日読了時間: 2分


語り部としての建築
音楽は世界の共通言語と言われますが、建築もそうだと思います。建築を観ると、その国の風土や成り立ち、人々の文化や思想までも読み取れるからです。 建築は、実に雄弁な語り部なのです。 その中でも、特に色濃くその特色を表すのが住宅建築です。...
S.Ninomiya
2016年3月9日読了時間: 2分


デジタルと建築写真
過日は竣工したばかりの「東淀川の家」と「石橋の家」の竣工写真の撮影を立て続けに行いました。フォトグラファーはいつもの冨田英次さん。冨田さんにはも6年くらいウチの建築を撮影してもらっています。 「東淀川の家」の撮影風景 デジタル化によって、それまでの仕事の仕方が激変した仕事は...
S.Ninomiya
2016年3月4日読了時間: 2分


残念なお話
昨年、念願のアントニ・ガウディの設計した建築群訪れた事はこのBLOGでも書きましたが、念願が叶った嬉しさや感動と裏腹に、実は残念に感じた事もありました。 今回のBLOGはその残念だったお話し。 アントニ・ガウディの創造する造形は、構造力学的な裏付けにより生み出されている事は...
S.Ninomiya
2016年2月20日読了時間: 2分


「建築家との家づくり」って?その3
「建築家との家づくり」が他の方法と明らかに違うところとは・・・今回は少し堅苦しいお話です。家づくりに限らず、物事の信憑性を判断する時に「第三者の客観的な視点」というものが必要不可欠だと思います。 例えば、よくある「美味しいレストラン紹介」などの記事の信憑性というのは、その記...
S.Ninomiya
2016年2月18日読了時間: 2分


「建築家との家づくり」って?その2
前回は「建築家との家づくり」が市民権を得てきたというお話をしました。では「建築家との・・・」と他の方法とは何が違うのでしょうか? 分かりやすい部分での代表は、住まう人にジャストフィットさせる事が可能だという事だと思います。未だに「建築家」に依頼すると自由奔放な設計をされるの...
S.Ninomiya
2016年2月17日読了時間: 2分


「建築家との家づくり」って?その1
住まいを新築や増改築する方法として、なにやら最近は建築家に依頼する事がブ-ムのようです。TVでは「劇的」にリフォ-ムが行われコンビニでも建築家についての記事が掲載された雑誌が並んでいます。何を隠そう僕もその「建築家」で生業を立てている内の一人。...
S.Ninomiya
2016年2月15日読了時間: 2分


建築の本質とエコロジー
森美術館で開催中の「フォスター+パートナーズ展:都市と建築のイノベーション」を観てきました。 フォスターとは英国の建築家ノーマン・フォスターという人で、ナイトの称号を持つとっても偉い人です。「サー・ノーマン・フォスター」とか「フォスター卿」と呼ばれています。...
S.Ninomiya
2016年2月1日読了時間: 3分
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