WORKS CHAPEL+OTHER
ヒダマリの教会
「これからの時代に対応しうる宗教空間としての会堂」を目指す事がクライアントからの要望でした。その回答として「地球温暖化の抑制」という環境問題への取り組みを主軸と捉えて展開しました。過去数千年にも及ぶ教会建築の歴史において、常にその重要なエレメントとして扱われている「光(陽光)」に着目し、そのエレメントを単に神秘性を高める演出上のアイテムとしてではなく、「地球温暖化の抑制」という環境問題へ積極的に取り組んだ「光(陽光)」の扱い方を施す事で「これからの時代に対応しうる」事が出来ないかと考えました。具体的には、1)室温の上昇にダイレクトに繋がる直接的な陽光の入光による採光方法を採用しない。2)採光は陽光を間接的に取り入れる事のできる陽光の反射ゾ-ン(ヒダマリ)を設ける事で補う。3)通常よりも大きく確保した天井裏(ヒダマリ)を利用し、夏季・冬季においてそれぞれに応じた室温の調整を補う機能を担わせる。4)以上のような「光(陽光)」の取り扱い方をする事で、十分な採光性を確保しながら空調機の使用頻度を抑えCO2発生の低減し、地球温暖化の防止へ役立てていきたいというコンセプトです。