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  • 執筆者の写真S.Ninomiya

迷走、新国立競技場。



相変わらず迷走を続ける新国立競技場ですが、ザハ事務所がこんなコメントを出していますね。

コストについて「コストがかさんだ理由はデザインではなく、十分な競争原理が働かない形で建設会社を選んだため」とコメントしています。

全くその通りだと思います。それについては以前にこのBLOGで書いた「なぜ高い?新国立競技場」でも指摘した通りです。

やはりコストを抑えようとするには競争原理を働かせる事が最も有効です。

ただ今回の件で言うと、厳しい工期や難しい施工、求められるクオリティーなどの様々なプレッシャーなどから施工者が嫌がる条件も山積みで、これを回避したいが為に競争で施工者を選定しなかった…という背景もあります。

つまり、施工者に逃げられない為に最初から施工者を先に決め、後からコストがついて来た…という図式。

そのような方法を採用せざるを得ない事からも、関係者の皆様が当初から苦労されていた事が伺えます。

それに、今回はコスト面を指摘されて白紙に戻ったわけですが、それより先に神宮の森に対する景観破壊への指摘が先でした。まだまだ問題は山積み。。。。

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