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  • 執筆者の写真S.Ninomiya

バルセロナ旅行記 その1


前回のブログでは建築的なアプローチからバルセロナについて書きましたが(ガウディとミースの狭間)、せっかくなので今回から数回に分けて、一旅行者としての目線で時系列の旅行記を書いてみたいと思います。

今回のバルセロナ行きはカタール航空を利用。ドーハ国際空港を経由してバルセロナ入りするという経路。因みに航空券と宿泊がセットになった格安ツアーを利用しての一人旅。

関空からドーハまで約10時間、ドーハからバルセロナまで約6時間。トランジットやその他予備の時間など含むと、なんだかんだで丸一日かかりなのですが、格安なのでそこは我慢。

何かとエミレーツ航空と比較されるカタール航空ですが、サービス的には殆ど同じ。エミレーツ航空だと無料のアイスクリームやカップラーメンがサービスされるのと、機内で観れる映画が日本語字幕版がやや多いので、その2点だけはエミレーツ航空の方が優勢。

乗り継ぎの空港はカタール航空の方が新しいぶん綺麗。デザインも洗練されていました。エミレーツ航空のドバイ空港も古くはないしイスラム調のデザインも良いのだけど、個人的にはドーハの方が好き。


ドーハ国際空港。入国審査を終える直ぐの場所。この下に免税店街が広がっています。


天井にランダムに並ぶ長方形はトップライト。残念ながら利用時は夜間で光が差し込んでいる状態は見れず。


長い長いコンコース。この先にある乗り継ぎ便のゲートまで歩きバルセロナへGO!

バルセロナ1日目

というわけで無事バルセロナに到着。バルセロナの空港は正式名称をエル・プラット空港といい、国内線・国際線が乗り入れるかなり巨大な空港。第一と第二があって、第一の方が新しく利用開始は2009年から。


エル・プラット空港内部。設計はスペイン人の建築家リカルド・ボフィール。

空港からバスに乗って一路バルセロナ市内へ。所要時間は30分くらい。バルセロナの街の中心カタルーニャ広場に到着。


カタルーニャ広場。バルセロナのヘソのような位置付け。皆さん日向ぼっこしてました。

要領を得ない写真になっているのは、バルセロナはスリが多いとの事前情報と、まだ右も左も分からず、スーツケースを引っ張っている状態で周囲を警戒しているから。

このカタルーニャ広場からベイサイドにあるコロンブスの塔まで、約1.2キロの並木道がランブラス通りという通りというバルセロナのメインストリートの一つ。今回はこのランブラス通り沿いに宿を確保。


ランブラス通り。


今回宿泊した「ロイヤル・ランブラス・ホテル」。


ホテルのロビー。こじんまりとしたホテルですが、小奇麗でスタッフの対応も親切でした。


お部屋はこんな感じ。シングルルームですが広さも十分。

ユーティリティー。

ホテルにチェックインして、旅の疲れを癒すべくシャワーを浴びようとしたらここで問題が…。


洗面脱衣所からシャワールームを見る。

写真を見て頂くと分かると思うのですが、シャワールームのドアは吊元が左側。つまり中に入ろうとすると開いたドアとシャワールームの壁の狭い空間に身体をすり抜けるように入らないといけないわけです。12月上旬とはいえ裸では肌寒い時期。そんな時期に冷たい壁と冷たいガラスの壁に身体をすり合わせながらシャワールームに入るというのはなかなかにキツイ。なんでこんな事になっているのか、色々と想像しながらもなんとか入室して入浴…。で、あとで分かったのですが、実はこのドアまさかの外開き。普通、防水上の観点から浴室のドアは内開きなのですが、ところ変われば品変わるなのでした。

時刻は16:00過ぎ。なんとかシャワーも浴び、荷ほどきも済ませたので早速ホテル周辺を散策。散策といっても、観光エリアのど真ん中にあるホテルなのでいきなり観光モードに突入。まずはラブランス通りを横断して旧市街へ。


いきなりピカソの壁画と遭遇。カタルーニャ建築家協会の建物らしいのですが、中はインテリアショップみたくなっていてどこが建築家協会なのかは分かりませんでした。


バルセロナ大聖堂(サンタ・エウラリア大聖堂)


大聖堂の見上げ。

カタルーニャ建築家協会を表敬訪問して(嘘)ピカソの壁画を見物した後は、その目の前にあるバルセロナ大聖堂へ。こういうゴリゴリのゴシック建築を見ると、建築なのか、彫刻なのか、はたまたその両方なのか分からなくなりますが、日本で大流行のなんちゃってゴシック建築風結婚式場とは明らかに違うのは分かります。時間の都合で中には入らず、次に行きます。

ラブランス通りに戻り、一路コロンブスの塔に向かいます。


観光名所のサン・ジョセップ市場。


アントニ・ガウディ設計のグエル邸。ガウディにしては大人しめですがスチールワークは見事。


グエル邸玄関の門扉。

途中、観光名所のサン・ジョセップ市場に立ち寄りますが、あまりにも人が多いので早々に撤退。アントニ・ガウディ設計のグエル邸の外観だけ見学して再びコロンブスの塔へ向かいます。


コロンブスの塔。

そして、目標地点のコロンブスの塔に到着。コロンブスなので新大陸(アメリカ大陸)の方を向いているはずなのですが、実際は真逆を向いているらしいです…。

コロンブスの塔からさらに進むと、地中海の見えるベイエリアへ。


ベイエリア。正面に見えるのはマレ・マグナムという商業施設。


地中海の夕日と休憩中のカモメ。


地中海の夕焼けとヨット。


地中海の夕焼けとそうな人達。

そうこうしている内に日も暮れてきました。最近はだいぶマシになっているらしいのですが、多少治安の不安もあるので今日はこの辺でホテルに引き返す事にします。


日も暮れていい感じになってきたランブラス通り。


通りにはテントで囲われたレストランのテラス席が沢山出ていました。


ランブラス通り添いのお店は不味くて高いとの前情報があったので、ひやかすだけでスルー。

さて、お腹も空いてきたので何か食べようと思うのですが、なにせ人見知りの一人旅。日本でならお一人様も全然平気なのですが、海外となるとそうは行かない。ホテル近くのカルフール(スーパー)で寿司弁当と生ハムとビールを買ってホテルに。無事ホテルに帰り着くと翌日に予定しているサッカーのチケットが届いていました。


カンプ・ノウで行われるFCバルセロナの観戦チケット。

カンプ・ノウへの行き方や座席の確認などしつつ、買ってきた寿司弁当と生ハムとビールで夕食を済ませ。バルセロナの1日目は無事に終了したのでありました。

次回、怒涛の2日目へ続く。

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