• S.Ninomiya

バルセロナ旅行記 その3


バルセロナ旅行記2日目後編です。

VELTRAさんの「絶対にオトク!1日で見どころを廻る☆サグラダ・ファミリア鐘塔エレベーター + グエル公園 + カサバトリョ + バルセロナ市内観光」ツアー後半。集合場所のバルセロナ凱旋門に15:00ギリギリに到着。

ここからはバスでなく大き目のワンボックスカーに乗り込み移動。目的地は「グエル公園」。「グエル公園」というのは、その昔お金持ちのグエルさんという人が開発した住宅地で、そこの設計をアントニ・ガウディにしたエリアです。

開発事業は失敗し、広場や道路などの人工地盤と管理事務所などに基本インフラ、それから今でいうモデルハウスが2件建ったのみ。それが時を経て現在は公園となっていて世界遺産にも指定されています。失敗した事業が世界遺産になるなんて、当時は想像もしなかったでしょうね。


「グエル公園」の人工地盤。公園になっています。


「グエル公園」といえばこれ。人工地盤を支える柱。


造形的にかなり見ごたえがありますが、鉄筋コンクリートの上に荒く切り出した石をモルタルで貼り付けているという構成に気持ちが向いてしまうと、テーマパーク的なハリボテにも見えなくは無い…いや、世界遺産だからそんな事はないのだと思いますが。。。。


もう一つの見せ場はこのエントランス。指をさしているのは知らない人。


エントランスの階段を上がったところにあるトカゲの噴水。このお姉さん達も知らない人。


管理事務所。まるでお菓子の家みたい。ガウディってメルヘン趣味なのかと思ってしまう。


管理事務所に取り付けられた防犯用の面格子。こういうスチールワークを見ると精緻さとアイデアに感心させられてしまう。多分、西洋人が日本建築の格子などを見て、その繊細さに感銘を受ける心境と同じなのでしょうね。


階段の手摺のディテール。


ガウディの住んでいた住宅。実は売れ残ったモデルハウスの内の一棟。グエルさんに「売れなかった責任とってお前買えよ」と言われたんでしょうか。。。

メルヘンチックは「グエル公園」を出て、次は最終目的地のアントニ・ガウディ設計の「カサ・バトリョ」へ。「カサ・バトリョ」はバルセロナの目抜き通りの一つ、グラシア通りに面した高級アパートメント。グラシア通りは日本で言えば東京の表参道のような通りです。こちらも世界遺産。


「カサ・バトリョ」外観。


巨神兵みたいなデザインのバルコニー。勿論、巨神兵よりもこちらの方が先にデザインされています。


「カサ・バトリョ」内部。左に女性がガイドさん。


ウミガメをイメージした照明器具。


「カサ・バトリョ」といえばこのシャンデリア。

天井の造形と一体化したデザイン。美しい。


建物は細長い敷地に建っている為、採光用に二つの吹き抜けを設けています。


平面はこうなっています。


最上階はアーチ型の構造体が分かるデザイン。


同じく最上階。「カサ・バトリョ」を紹介する展示スペースになっています。


屋上へ向かう小さな螺旋階段。


屋上。不思議な形の造形物は階段室と煙突。幻想的な風景。


ドラゴンの背中をイメージしたデザイン。


任天堂などと思ってはいけない。


「カサ・バトリョ」夕景。LEDの容赦ない光でビッカビカにライトアップされていました。時代の流れとはいえ、やはりLEDの光では艶やかさがないというか、ムードもへったくれも無いパチンコ屋向きの下品な光ですね。

ひととおり見学を終えて表に出ると、すっかり日も暮れていました。VELTRAさんのツアーはここで終了。ここからはドキドキの単独行動になります。

次の目的地はサッカーファン垂涎の的、FCバルセロナの本拠地「カンプ・ノウ」スタジアムでのサッカー観戦です。

で、とりあえず地下鉄に乗るべく最寄り駅の「DIAGONAL」駅までテクテク歩きます。


道すがらガウディ設計の「カサ・ミラ」を発見。ここは明日来る予定なので後ろ髪(ないけど)引かれる思いで素通り。


こちらは日本人建築家/伊東豊雄さん設計のホテル。伊東さんは東京オリンピックのコンペ案で話題になりましたね。コテコテのガウディ建築を観た後ではアッサリな印象。

ここでちょっと豆知識。バルセロナでの移動は地下鉄が便利でした。路線は8本。殆どの観光地にはこの地下鉄を利用していけます。そしてT-10(タルヘタ ディアス)という回数チケットで、一回買えば10回まで乗れます。外国で路線図見ながら金額を確認してチケットを購入するというのは、安全面でも何かと不安。T-10を使えばそんな心配も不要なので非常に便利でした。


地下鉄のコンコース。

サッカーのチケットもVELTRAさんで入手。勿論、インターネットを利用して個人での購入も可能なのですが、勝手が分からないので手数料払ってもこちらの方が便利。チケットをホテルまでデリバリーしてくれるサービスもあるので(オプション)、少しでも時間を有効活用したい旅先では本当に便利だと思いました。(通常、試合当日の10:00~18:00までにチケットセンターまでチケットを受け取りに行かなければなりません)


これがチケット。大凡の席の位置や、最寄りの入場ゲートがマーキングしてありました。

地下鉄に乗って「カンプ・ノウ」スタジアム最寄り駅の「COLLBLANC」駅に無事到着。ゲーム開始2時間前ですが、既に待ち合わせしているバルサファンで駅周辺は盛り上がっています。いや、盛り上がっているというか殺気立っています。正直ちょっと怖い。目を合わさないようにスタジアムまでの道のりを伏し目がちに進みます。


チケットゲートを通ると、巨大なスタジアムが見えてきました。


「カンプ・ノウ」スタジアムです!


メッシが!ネイマールが!スワレスが!カタール航空のCAと写真に納まっていました。

「カンプ・ノウ」スタジアムはサッカー専用のスタジアムで収容人数は約10万人。僕の家の近所にある「ヤンマ-スタジアム(長居スタジアム)」が収容人数約47000人なので、倍以上の収容人数です。つまり、とにかくデカいスタジアムなのです。

デカいデカいスタジアムの外周を回って、自分のチケットに書かれた入場ゲートを探します。周辺には自動小銃を持った警官隊もウロウロしていて、なかなかの緊迫感。やっとゲートを見つけて入場しようとすると厳しいセキュリティーチェックが。パリでのテロ事件の後という事もあり、厳しいセキュリティーチェックに頼もしさを感じます。