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  • 執筆者の写真S.Ninomiya

パリ旅行記 その7/ヴェルサイユ宮殿・サクレクール寺院


「パリ旅行記 その7」、まずはベルサイユ宮殿を訪れます。

僕ら世代にとってフランス/パリといえば、なんといっても「ベルサイユのばら」。そう、マリー・アントワネットやオスカルそしてアンドレ!…というわけで、ベルサイユ宮殿を訪れないわけには行きません。

ベルサイユ宮殿

そもそもベルサイユ宮殿といえば、豪華絢爛、鏡の間、シンメトリカルな広大な庭といった事くらいしかイメージしかなく、建築的にもそれほど興味をそそる要素はなかったのですが、やっぱり「ベルサイユのばら」、せっかくパリに来たのであれば…と思い訪れたのでありました。


ベルサイユ宮殿前の広場。沢山の観光客で溢れかえっています。個人で訪れた場合3時間ほどの待ち時間との事。僕は入場予約してある現地のオプショナルツアーで訪れましたが、それでも30分ほど待っての入場。


この広場がとにかく広い。いきなりベルサイユ宮殿の広大さを思い知らされます。


本物の金が貼られている正門。キンキラキンです。


階段ホール。想像通り豪華絢爛なのですが、この手の建築は既にかなり観てきているので特に心を打つような要素は無し。


天井がも美しく豪華ですが、まあ、こんなもんでしょうという印象。


ぶら下がっているシャンデリアもきっと高価なモノなのでしょうが、それ以上の事は感じませんでした。


そして、鏡の間!…ここも広いなぁという程度の印象。日中だったためか鏡の効果が今一つ発揮されていないように思いました。夜の表情はもっと違うのかな…。


鏡の間から望む広大な庭園。広い…広すぎて良く分からない。


別アングルでみた庭園。幾何学に刈られた植栽達。日本の地方都市にある生垣もこんな風にスパンっと刈られていたりするけど、植物そのものの美しさが損なわれてしまっているようであまり好きではない。


途中通過した階段室。ここが唯一「おっ!」と思った空間でした。


期待していた鏡の間が不発に終わり、テンションだだ下がりのまま退場。

もともとそんなに期待していなかったベルサイユ宮殿でしたが、期待通り(?)の結果で可もなく不可もなく。でも、あのマリー・アントワネットが住んでいた宮殿を目の当たりにしたという意味では後悔はありません。

いや、むしろパリを訪れてベルサイユ宮殿に行かなかったとしたら、それは一生後悔の念として気持ちの中に蟠りとして残る事になったと思います。そういう意味では訪れて良かったと思います。

サクレ・クール寺院

次はサクレ・クール寺院です。モンマルトルの丘に建つサクレ・クール寺院はパリの至る所から見える寺院で1914年の竣工なので結構新しめ。

ちなみにサクレ・クール寺院を訪れたのはパリ視察の初日。初めての街を訪れる時には、まず初日にその街をサクッと巡る現地ツアーに参加して、その後あらためて興味のある場所を訪れるようにしているのですが、サクレ・クール寺院はそのサクッと現地ツアーで訪れました。

集合場所から大型バスに乗ってモンマルトルの丘に向かいます。


モンマルトルの丘に到着。左手に見える赤い風車の付いた建物が有名なムーラン・ルージュ。


サクレ・クール寺院へ向かう道はこんな感じの街並み。他の観光地と同様お土産物屋さんが並んでいるだけなのですが、ピンコロ石敷きの道と古い建物のせいで雰囲気満点。9:00くらいなのでまだ開いているお店もなく、観光客もまばら。


5分ほど歩くと、見えてきましたサクレ・クール寺院!…と、階段…。

階段、キツイなぁ…と思っていたら、向かって左手にあるケーブルカーで登るとの事、ホッと一安心。


ケーブルカーの駅。ガラス屋根のモダンなデザイン。


ケーブルカーに乗り込んでいざ登頂。ケーブルカーの車両もモダンなデザイン。料金は1.7€/片道。


登り切るとこの絶景。パリの街が一望できます。この日は生憎の曇り空でしたが、お天気が良ければもっと素晴らしい風景に見えた事でしょう。


で、肝心のサクレ・クール寺院。残念ながら内部は撮影不可。ゲート前で自動小銃持った女性の軍人さんが荷物チェックしてました。

寺院見学をおえて寺院周辺を散策。


サクレ・クール寺院の見学をおえて、寺院周辺(裏手)をしばし散策。お昼時に来てたら軒を連ねるカフェでランチ食べたりするんでしょうね。


モンマルトルは絵画の街、いたるところにギャラリーや絵画のお店があるそうです。このオジサンは似顔絵かきでは無さそうですが、なぜか壁を向いて風景画を描いていました。


いまやコッテコテの観光地なのでしょうが、それでもパリ気分満点でテンションが上がってきます。


途中で見かけたサンドイッチ屋さん。3.5€だと420円くらいかな。

「パリ旅行記 その8」につづく。

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