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  • 執筆者の写真S.Ninomiya

漫画・マンガ・MANGA


ヴァチカン美術館でラファエロやミケランジェロ、ダヴィンチやその他沢山の素晴らしい絵画を見て確信した事があります、それは「日本の漫画」は既にそれらを凌駕しているのではないかという事。


「アテナイの学童」ラファエロ・サンティアゴ作 (ヴァチカン美術館)

そもそも、絵画と漫画はそもそもの成り立ちが異なるので比較する事自体が間違いなのかもしれませんが、その存在理由の背景を取り除いて純粋に「絵」としてみた場合、漫画における描写力やアングルの独創性、斬新なカット割りなど、その作画力には圧倒的なものがある…と思うのです。

見方を変えて、その情報伝達力にも凄まじいものがあり、その点でも絵画のそれを凌駕している。

唯一、まだ絵画を超えられていないのは「美しさ」という点においてだと思いますが、それでも、絵画の美しさに肩を並べられるような漫画も散見されます。

日本人よりも本物の絵画を目の当たりにする機会の多いヨーロッパにおいて「日本の漫画」の評価が高い理由の根底には、きっとそのような認識があるからではないか…と思うのです。

とはいえ、僕自身は悟空が魔人ブウとの戦いを終えたと同時に漫画を読まなくなったのですが…。


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