アルミの長屋
Row House of Aluminum
 JIA公益社団法人日本建築家協会主催の企画展「建築の多様性/長屋の再考」に出展した架空プロジェクトです。 |  建築家 安藤忠雄の設計により1976年に竣工した「住吉の長屋」を、今日的な視点により再考する…という企画です。 |  私達の提案は、1)視線の抜けと、2)コンクリートを再考の視点として捉えました。 |
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 1)「住吉の長屋」の視線の抜けは、「直線」的な視線の抜けを確保する事で、狭小住宅にありがちな閉塞感を払拭していますが、「屈折」した視線の抜けを生じさせ直接的には見えない視線の先を想像させる事で、脳を活性化させるような空間が構成できないか考えました。 |  2)構造をコンクリートからアルミハニカムパネルによる立体トラスによる構成とする事を考えました。アルミハニカムコアパネルは非常に強度の得られる材料であり、また再生可能な材料でもあります。 |  このアルミハニカムパネルを使い、立体トラスにより構築された空間に生活の場を見出す事を試みる事によって、今日的な「住吉の長屋」の解としました。 |
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