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ミラノ・ヴェローナ・コモ旅行記 その8


私達の設計した「堺の家5」がA`Design Award(イタリア)のGood Spatial Design部門において金賞を受賞しました。

さる6月29日にイタリア/コモでその授賞式があり出席してきました。折角イタリアまで行くのに、コモの訪問だけでは勿体なないと思い、ミラノやヴェローナも視察してきました。

今回から数回に分けて、2018年6月25~7月2日に訪れたイタリア視察の様子をご紹介したいと思います。

「ミラノ・ヴェローナ・コモ 旅行記 その8」2018年6月28日

プラダ財団美術館を視察した後は、ガララテーゼの集合住宅を視察しに行きます。

ガララテーゼの集合住宅はイタリア人建築家 アルド・ロッシが設計し1970年に竣工した集合住宅で、事実上ロッシのデビュー作となります。ロッシは日本でも有名で、幾つか仕事もしており、門司港にある「プレミアホテル門司港」などが有名です。


プラダ財団美術館の最寄りとなる「Lodi T.i.b.b」駅から地下鉄に乗り、「Douomo」駅で乗り換えて「S.Leonardo」駅に向かいます。ドゥオモをミラノの中心とすると、プラダ財団美術館は中心から南東、ガララテーゼの集合住宅は北西にあり、丁度対角線に位置しています。グーグルマップでみても距離感がつかみ難いのですが、大阪で言えば難波を中心として、プラダ財団美術館が天王寺、ガララテーゼの集合住宅が十三くらいの距離感。

「ガララテーゼの集合住宅」


「S.Leonardo」駅に到着して外に出ます。えっと…なんだかアメリカの郊外みたいな風景。


2~3分も歩くとそれらしき建物が見えてきました。これかな。。。


どうやらこの建物のようです。想像通りではあるのですが、あまりにも素っ気ない外観に見逃しそうになります。


ここがメインのエントランス。管理人さんに事情を説明して、共有部分だけならOKという事で中に入らせてもらいます。


ピロティーになっている共用部分。





この共用部分が200Mくらい連続しています。


ピロティーは1層分のところと2層分のところがあります。


ピロティーを奥に進むと、大きなバルコニーに出ました。この下は駐車場になっていました。ここらら見ると、建物の長さがわかります。



大きなバルコニーの反対側。


西側に隣接した公園から見ると、ピロティーの連続した壁柱と呼応しているように感じました。


西側の公園を壁柱越しにみると、まるで屏風絵のように見えます。


一通り見学を終え、ガララテーゼの集合住宅を後にします。


次は、垂直の森とあだ名のつく高層マンションを視察に行きます。最寄り駅は「Garibaldi FS」駅。ここは近年再開発されたエリアです。

「垂直の森」


「Garibaldi FS」駅に到着。ここは「Milano Porta Garibaldi」駅という国鉄の駅と繋がっています。


駅前に広がる近代的な風景。ミラノのイメージとは全く違います。


「Esseiunga」という商業施設。




日本で言うイオンモールのようなショッピングモールになっていて、日本の「MUJI」も出店していました。「MUJI」はヴェネチアにもあったので、イタリアでの展開に力を入れているのかもしれませんね。

ショッピングモールには全く興味がないので、目的の垂直の森を目指します。


。。。すると、有りました。垂直の森とあだ名される集合住宅です。感想は割愛。


近代的なビル群の横を歩いて、ホテルに戻って休憩する事にします。


道すがらジェラート屋さんを見つけました。またもやピスタッチオとチョコレートです。

テレビをつけると、丁度サッカーW杯ロシア大会の「日本VSポーランド」をやっていました。



試合が終わり、後番組で試合を振り返っていました。何を言っているのか全く分かりませんが、美人の司会のおねえさんが「ジャポネーゼ!ジャポネーゼ!」との巻き舌で日本の事を何か言っているのは分かりました。

休憩したら元気になってきました。外はまだ明るいので、またミラノの街に出てみる事にします。


外に出るとこんな感じ。これで19:30くらい。まだまだ明るい。

「三度ドゥオモへ」


地下鉄に乗って、三度ドゥオモへ。もう慣れたもんです。


そして、ガッレリアも三回目。感覚的には戎橋筋商店街です。

プラプラ歩いていたら小腹が空いてきました。


すると、日本ていう立ち食いソバっぽい店を発見。


横にはテイクアウトのおにぎり屋さんも併設…悩ましい。


すると、おにぎりやさんの隣にルイーニを発見。ルイーニは揚げピザで有名なお店です。揚げピザとは、文字通りピザを揚げたオヤツ的な食べ物です。


さっそく購入。


パクつきます。トロトロのチーズの伸びが半端ないです。普通のピザと違い、揚げたパン生地でくるまれているから中の温度も下がりにくいのだと思います。食べ終わる最後までチーズはトロトロのままでした。


ドゥオモからホテルまで散歩がてら帰る事にします。


ビジネス街っぽい場所のバール。ここでもテラス席があります。仕事終わりのサラリーマンが一杯やっているのですが、日本のそれとは全く違う風景。


途中、裏通りでいい雰囲気の空き物件を発見。ウチのミラノ事務所出すならここだな…と妄想しながらてくてくと歩きます。


大通りに出るとジョルジオ・アルマーニの本店がありました。全く用事がないので、通りの向こう側からパチリ。上はアルマーニホテル、和食の「Nobu」も入っています。


ローマでみたボッロミーニ設計のサン・カッロ・アッレ・クアトロ・フォンターネ聖堂っぽい建築を発見するも、もうこのテの建築もいささか食傷気味。とりあえず外観だけパチリ。


プラスチック製の家具で有名なカルテルを発見。まだ明るいけど、既に午後8時を回っているので閉店。残念ながら中には入らず。


途中みかけたオフィスビルのエントランス。吹きさらしになっていて奥の中庭が見通せるようになっている。建物がみっちりと建て込んでいる場所で、一瞬こういう風景が視界に入るとホッとする。


レプップリカ広場のあたりまで戻ってきました。ここも鹿児島っぽい懐かしい風景。


夕食は、ミラノ初日に行った「IL Paiolo」に。大将が通りにでてキョロキョロしていたので「ウノ ペルソナ オケ?」と適当なイタリア語で問いかけると、「シィ」と返事され中に。

入店すると、例の日本語が話せる店員さんが。向こうもコチラを覚えているっぽい。あえて言葉を交わさず、アイコンタクトだけで席に通されオーダー。


きょうはさっき揚げピ食べたばかりなので、軽めの夕食とします。オーダーしたのはアサリとカラスミのスパゲッティ。


食後にジェラートも食べました。


コーヒーも頼んだのだけど、有無も言わさずエスプレッソ。イタリアはエスプレッソに限らずコーヒーが美味しい。

本日はここまで。明日はコモに移動して授賞式です。

#イタリア #アルドロッシ #ガララテーゼの集合住宅 #グルメ

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