• S.Ninomiya

イタリア紀行 その5



建築のお話もそろそろ飽きてきたので、イタリア旅行記その5はグルメ編。イタリア旅行記その1でもご案内した通り、今回のイタリア旅行の主目的はカルボナーラ。実は僕(代表/二宮)はカルボナーラが大好物。日々、理想のカルボナーラを探し求めているわけですが、なかなか巡り会えない。勿論自分でも作ってみるのですが、やっぱりダメ。で、テレビを観ていたらイタリア人タレントのジローラモさんが「カルボナーラはローマ料理」と紹介しているではないですか、「これはローマに行かねば」と決意したのでした。 で、最初にご紹介するのは「ロショーリ(Roscioli)」のカルボナーラ。「ロショーリ」は権威あるイタリアの有名グルメ雑誌「ガンべロロッソ」が選ぶ、「ローマのベストカルボナーラベスト10」で、なんと第一位に輝いた有名店。カルボナーラ好きなら、わざわざローマまで来てここのカルボナーラを外すわけには行きません。

事前に収集したネット情報では「絶対に予約しないと無理」だったのですが、ランチ時に開店と同時にお店についたらアッサリと入店。しかも一番乗り。もちろん予約無し。多分運が良かったのだと思います。 期待のカルボナーラですが、僕の期待値が高か過ぎたのか、んまぁ「ふつー」な印象。そもそも本場のカルボナーラは日本のそれと違い生クリームなど使わないようで、ポッテポテのコッテリした感じ。数種類のチーズが組み合わされたソースは濃厚で、本場感は味わえました。 因みに投入されているベーコンはグァンチャーレというやつで、カリッカリのサクサクした触感。かなりショッパイ味付けで、全体的にまったりとした味付けのカルボナーラにスパイスとして良く効いていました。他のお店で食べたカルボナーラもこのグァンチャーレが使われていたので、これが本場仕様なのでしょうね。


お店の中はこんな感じ。決して広くはありません。地下にも客席があって、僕達が通されたのはその地下の一番奥の席。これって、ひょっとしたらGACKTもフランスで遭遇した噂の人種差別か?と思いましたが、直ぐに白人のお客さんもドカドカ通されていたの気のせいでした。ネット情報では「日本人のお客さんが多い」とありましたが、この日は見かけませんでした。代わりに中国人らしきお客さんが一組。因みに日本語メニューも用意されています。


最初に出てきたのはリコッタチーズ。注文はしていないので、先付けみたいなもんでしょうか。普通は牛の乳らしいのですが、後で調べたらここのは水牛の乳との事。ローマでも水牛のリコッタチーズは珍しいらしく、もともと食材屋さんだったこの店ならではの一品なのかもしれません。お味の方は、美味しいのか美味しくないのは良く分かりませんでした。


これは牛肉の網焼きみたいなやつ。じっくりと熱が通されているからか、柔らかい肉質。お味も上々。400グラムを3人でペロリ。実はこの店で一番美味しかったのありました。


次にご紹介するのは「La Soffitta Renovatio」。場所はヴァチカン市国の近く。オプショナルツアーのガイドさんか「地元の人が多く通うカルボナーラの美味しいお店」から教えられて行きました。

ここのカルボナーラも前述の「ロショーリ」同様、ポッテポテのコッテリした感じ。でも、お味は「ロショーリ」よりも美味しかったです。ガイドさんからは「カルボナーラは熱いから気をつけて」と言われたのですが、全然熱くない。多分、麺をすする習慣のないところではこれでも熱い方なのでしょうか。すすると空気も同時に入れる事になるので、熱々の麺でも知らず温度調整知らずに温度調整されたものを口に入れているのですよね。イタリア料理全般がぬるい温度でした。


最後にご紹介するのが「bArCollo」のカルボナーラ。実は今回食べたカルボナーラの中で一番美味しかった。ソースもコッテリではなく、クリームソースのようなしゃぶしゃぶでもなく、絶妙なトロミ感のあるソースでかなり理想的。お味も上々。

卵のマイルドな風味とベーコン(グァンチャーレ)の塩っ気が絶妙に反応しあい、お互いの良さを上手く引き出している。そこにスパイシーなブラックペッパーがアクセントとなって味全体を引き締めている。温度も熱々で素直に美味しい。さすが本場のカルボナーラっ!と言いたいのですが、実はローマではなくヴェネツィア。

しかも店員は皆さん中国人(台湾人かな?)。コックさんも中国人。後で調べたら中華料理屋がやっているイタ飯屋という。。。。ただでさえ迷うというヴェネツィアの街を地図無しで彷徨い歩き、休憩がてらしゃーなしに入ったのがこのお店。でも、一番上手かったのだから仕方がない。カルボナーラの神様がいるのなら、きっとその神様がこの店にお導きされたに違いない。偶然ではなく必然。。。

しかし、それでも僕の理想とするカルボナーラには程遠い。「次こそは見つけてやるぞ!」という思いを胸に、帰国の途についたのでありました。

#その他

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