
イタリア紀行その2はパンテオン。 「若い頃にみて非常に影響を受けた」という安藤忠雄さんの文章を若い時に読んで憧れたパンテオン、49歳を間近にやっと訪れる事ができました。
もう、感無量。感動で言葉も無い。ホンモノ、ホンモノ、ホンモノ、スゴイ、スゴイ、スゴイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。。。まるで憧れのアイドルに出会った時と同じメンタル。
ところでこのパンテオン、「イタリア紀行 その1」でご紹介したコロッセオ同様ローマン・コンクリート造。初代パンテオンは紀元前25年に竣工。一度焼失して現在のパンテオンは128年に竣工しているので、築1887年も経ってる。築1887年て…凄過ぎるっ!!!!
パンテオンの魅力は、現在でも十分にインパクトのある巨大なドーム型の内部ですが、やはり注目すべきはポッカリと開けられた直径9Mの円形トップライトと、そのトップライが生み出す光と影の空間。これに尽きます。
光を感じるには闇が、闇を感じるには光が必要。そして、光と闇を繋げる媒体として影があり、時に強いコントラストで繋ぎ、時に無限の段階を持つグラデーションで繋ぎます。神が造った太陽の光と、人間が造った建築が造りだす見事なコラボレーション。
若き日の安藤忠雄さんもこれに感動したのでしょう…僕も同様でした。。。。というか、殆どの人は感動しますよこれ