- S.Ninomiya
定例会議って?
現在、僕たちの事務所では「Mプロジェクト」(兵庫県伊丹市)と「芦屋の家3」(兵庫県芦屋市)の2物件の現場が工事中で、最近同時に「定例会議」が始まりました。
「定例会議」とは文字通り定期的に行う会議の事で、現場監督さんだけでなく、大工さん、サッシ屋さん、板金屋さん、電気や給排水衛生などの設備屋さんなど、関連する職人さん達が集まり、工事を進めていく上での問題点などを持ち寄り、意見を出し合い解決し、現場が円滑に進行するよう行う会議の事です。
「Mプロジェクト」定例会議の様子
それまでは必要に応じて現場で打ち合わせしていたものを、曜日と時間を決めて定期的に会議を行います。そうする事で、次回の打ち合わせまでの時間的な見通しが立つので、それまでに施工図の作図やチェック、サンプルの収集など効率よく行うことができます。
「定例会議」では様々なことが議題に上がります。特に設計段階では予期できなかった問題点などは、現場の皆さんのお知恵を借りながら解決する事も多く、いつも頭が下がる思いです。
「芦屋の家3」定例会議の様子
建売住宅や、ほぼ既製品のハウスメーカーの住宅であれば「定例会議」など行わなくても良いのですが、一品ものばかり作る事になる僕たちのようなスタイルの場合、この「定例会議」が欠かせないのです。
僕たちの事務所の場合、週に1回現場に足を運んでこの「定例会議」を行っているのですが、竣工が近づいてくると毎日のように現場に足を運ぶことも多く、「定例会議」の体を為さなくなってくるのが恒例です。