• S.Ninomiya

仕上げ決定のプロセス

Mプロジェクト」の現場が進んでいます。そろそろ諸々の仕上げを決定する段階なのですが、これが結構大変。


どんな材料で仕上げるかは、予算にも関わるので設計段階である程度決めるのですが、最終的にどれを選ぶかは現場の進捗を見据えながら、実際の空間を把握しながら決めていきます。


例えば、壁はビニールクロスで仕上げるというところまでが設計段階で決めて、実際にどのクロスを使うかは現場の進捗に合わせて決定する…といった具合です。



リン酸処理パネルのサンプル。実際に使用する空間に置き、光の当たり方なども視野に入れながらどれを使うか検討します。



仕上げを決定するにあたり、サンプルを取り寄せて検討するのですが、殆どのサンプルは小さいもので実際に使用する面積とはかけ離れた大きさ。なので、実際に仕上げてみると印象が違う事も良く有ります。


特に色の場合、小さい面積より大きい面積の方が色が薄く感じたりします。


また、最近主流のLow-Eガラスなどを使用する場合、完全な透明ではなく少し緑がかった色をしていたりするので、それを通して内部に入る光もやや緑がかったものになり、白い仕上げなのに緑っぽく見えたりもします。


CGを使ってある程度シュミレーションも出来るのですか、所詮はCG…完全に一致というわけにはいきません。



壁仕上げ用に取り寄せた黒レンガのサンプル。



取り寄せた黒レンガを使用した場合のCGシュミレーション。


つまるところ、想像力とこれまでの経験値を最大限に活用して決定するしかないので、なかなかプレッシャーのかかる作業なのです。

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