• S.Ninomiya

イタリア縦断鉄道の旅

2020年3月6日現在、新型コロナウイルス感染拡大防止の為外務省よりイタリア・ロンバルディア州への渡航中止が勧告されてしまいました。ロンバルディア州というと、いわゆる北イタリアと言われるエリアで、ミラノやコモも含まれます。


イタリア/コモといえばA`Design Awardの受賞式が催される地。僕たちも2018~2019年と授賞式にの為に訪れた思い出深い場所。



コモのテアトロシアターで催された、A`Design Award授賞式の会場風景。


2019年の6月末から7月上旬にかけてイタリアを鉄道を使って縦断してきました。今回のBLOGは、一刻も早い渡航中止勧告の願ってその時の鉄道の旅の記録。


旅の日程は、まず飛行機を使ってヘルシンキ経由でローマに入り、ローマ→フィレンツェ→ミラノ→コモ→ミラノと鉄道で巡り、帰りはミラノからヘルシンキ経由の飛行機で帰国するという10日間の日程。


イタリアの鉄道を利用する場合、WEBを使えば日本からも簡単に予約出来るし、早割的な料金が安くなる仕組みもあるので、場合によっては半額程度で利用できたりするのでリーズナブル。


鉄道の旅、スタートはローマの「テルミニ」駅。



なんといっても大きな庇が特徴的な「テルミ二」駅の駅舎。



内部のコンコースも巨大な無柱空間となっていて圧巻。



たぶん、このサッシとサッシの間のフレームが構造体(柱)になっているのだろうけど、地震の多い日本ではちょっと難しい構造なのではないか。



駅舎の側面。構造体の構成がそのまま表されたファサード。



この列車に乗ってフィレンツェまで移動します。イタリアの鉄道は(ほぼ)国鉄と私鉄が同じレールの上をはしるという日本からすれば珍しい方式。使われている車両はそれぞれ違うのですが、高速鉄道は「赤」と決まっているようで、これはトレニタリアという(ほぼ)国鉄の方の車両。



途中、コーヒーとお菓子のサービスがありました。



ローマ~フィレンツェ間の車窓からの風景。



「フィレンツェ」駅の駅舎。ローマもそうだけど、割とアッサリしたデザインでモダン。



駅前はいかにもイタリアといった建築が建ち並ぶ風景。



駅舎内部。大きなハイサイドライトが特徴的。洗練された印象はあまりない。



次の目的地「ミラノ」へはこのイタロで向かいます。イタロは私鉄。(この写真は以前ヴェネチア~ローマ間で利用した時のもの)



イタロの車内。



イタロでもコーヒーとお菓子のサービスがありました。



フィレンツェ~ミラノ間の車窓からの風景。



途中通過したカルトラバが設計した駅舎。



「ミラノ中央駅」の駅舎。この駅はとにかく巨大。僕のiPhoneでは画角に納まらないサイズ。



駅舎内部。石を多用したいかにもイタリアといったデザインの内部空間。



対してホーム側は鉄の塊といった感じのデザイン。でも、こちらもイタリアっぽい。



イタリアの駅舎はいくつか観たが、この「ミラノ中央駅」が規模、デザイン供に最も素晴らしいのではないか。



ミラノ~コモ間は「ミラノ中央駅」からも電車は出ているのですが、コモについてから予約しているホテルまでの移動が便利なので、この「コドラナ」駅を利用しました。緑と赤が印象的なカラーリングなのだけど、なぜか中華っぽい印象の駅舎。



駅舎内部。御影石が多用された小ぎれいな印象。



ホーム風景。この緑色の車両に乗ってコモまで向かいます。



車内風景。ローカル線だからか、全てがボックス席ではないレイアウト。



ボックス席。意外と小ぎれい。



コモの「コモ・ラゴ」駅に到着。



「コモ・ラゴ」駅の駅舎。コモ湖畔のリゾート地の駅らしく可愛らしいデザイン。


コモにはコモ湖を見下ろす高台にアクセスするケーブルカーも有ります。

ケーブルカーの駅舎。地理的にスイスに近いからか、なんだかスイスっぽいデザイン。



駅舎内部。8角形の吹抜けから光が降り注ぐ明るい空間。



この車両で高台まで登ります。



車窓からの風景。前面にコモ湖畔の絶景が広がる。



頂上に到着。



頂上の駅舎。


その後、コモからミラノに移動し空路日本へと帰国、10日間の旅は終わったのでありました。


前述のように、2020年3月6日外務省からイタリア・ロンバルディア州への渡航禁止が勧告されました。一日も早くこの勧告が解除される事を願います。

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