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執筆者の写真S.Ninomiya

「鶴橋のスモールホテル」着工

鶴橋のスモールホテル」が着工しました。まずは地盤改良工事に着手。


敷地は間口4M奥行13Mで16坪にも満たない大きさ。いわゆる狭小地と言われるサイズ。近年のインバウンド需要による宿泊施設の激増に対応し、2018年6月の法改正により、これまでは無理だった小さい敷地でも、与条件さえ満たせばホテルが建てられるようになりました。


建築は間口3M奥行約12Mで、中庭を挿入した鉄骨造の地上4階建て。これまでのホテルという概念からすると極小サイズ。


地盤調査をすると、残念ながら軟弱地盤の為に地盤改良が必要だという判定。支持層も深く、小径の鋼管杭を打ち込む事になったのですが…これがまた大変。


敷地が前述のようなサイズの為、鋼管杭を打ち込む重機のサイズがギリギリ。鋼管杭を打ち込む位置も隣地境界線ギリギリなので、施工も難易度が高いというなんとも工務店泣かせの案件なのであります。


そんな難易度の高い施工を請け負って頂けたのは、大阪市生野区にある「㈱トータルトーク」さん。


工事はまだ始まったばかりですが、約半年後の竣工に向けて事故のないよう力を合わせて取り組みたいと思います。




間口4M奥行13Mという狭小サイズの敷地。



この鋼管杭を11Mの深さまで23本打ち込みます。



敷地が小さい為、杭を打ち込む重機もギリギリ入る状態。


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