NRM-Architects Office Shunichiro Ninomiya+Tomoko Morodome
住宅建築の設計・監理を中心に、一般建築・店舗・インテリア・ファニチャ−など、幅広くデザイン活動を行っています。
Column コラム エヌア−ルエム代表の二宮が感心をもった様々な対象を、独断と偏見で書き留めています。
Contents
実績紹介
事務所概要
コラム
  バックナンバー
よくあるご質問
出版
お問い合せ

エヌア−ルエムでは、インタ−ンシップの募集を行っています。詳しくは下記アイコンをクリックして募集要項をご覧下さい。





2008/1/21 「鯨とコアラ」


捕鯨問題に関して、オーストラリアの大統領が日本の捕鯨船への攻撃を擁護する発言をしてますね。オーストラリアといえば、伊勢海老の活け作りが残酷だと言ってみたり、動物愛護に力を入れているスタンスをアピールしていますが、そんなに強気で良いのですかね?と思うのは僕だけでしょうか・・・そう、オーストラリア観光の主力であるコアラの扱われ方です。ご存知の通りコアラはオーストラリアのシンボル的存在で、オーストラリアに行く観光客の殆んどはなんからの形でコアラに接しているはずで、そしてその代表的な接し方は抱っこして記念撮影。で、このコアラこそがオーストラリアの動物愛護寄りのポーズを突き崩す鍵なのでありますね。どういう理屈かというと、コアラを対象にした観光が行われるのは主に日中。しかし肝心のコアラは夜行性。しかも非常にデリケートな動物らしく、人に抱かれたりするのは凄くストレスが溜まる行為なのです。これは明らかな動物虐待。それだけではありません、極めつけはジャンピングコアラという出し物。あまり動かないという印象のコアラが木から木へ飛び移るという見世物。どうやっているかというと、食事を与えられていないコアラの向かいに主食であるユ−カリの木を立てて、空腹のあまりコアラが飛び移ってしまうという原理。眠い中叩き起こされて抱っこされるくらいなら寝ぼけながらでもできるかもしれませんが、食事まで満足に与えられないとは、トホホ。。。。日本の動物園にいるコアラの方がよっぽど手厚く飼育されていると思います。一応オ−ストラリアの中でもコアラをこのように扱っているのは許可された一部の地域だけらしいのですが、言い方を変えれば一部のコアラは観光資源として犠牲になっているわけで、一部の鯨を対象とした捕鯨と「理性ある規制の中での行為」という視点では同一なのではないでしょうかね?ま、「コアラは食わないよ」というかもしれませんが、カンガル−は食うしなァ。「コアラやカンガル−は鯨に比べてバカだから良い」とか言い出すかもね。ともあれ、なんとも理解に苦しむオ−ストラリアの捕鯨対応なのであります。

代表:二宮

このページのトップへ

Copyright (C) NRM-Architects . All rights reserved.