NRM-Architects Office Shunichiro Ninomiya+Tomoko Morodome
住宅建築の設計・監理を中心に、一般建築・店舗・インテリア・ファニチャ−など、幅広くデザイン活動を行っています。
Column コラム エヌア−ルエム代表の二宮が感心をもった様々な対象を、独断と偏見で書き留めています。
Contents
実績紹介
事務所概要
コラム
  バックナンバー
よくあるご質問
出版
お問い合せ

エヌア−ルエムでは、インタ−ンシップの募集を行っています。詳しくは下記アイコンをクリックして募集要項をご覧下さい。





2007/9/20 「ツバル共和国の事」



撮影:遠藤秀一

「ツバル共和国」ってご存知ですか?南半球はフィジーのちょい北に位置する9つの珊瑚島からなる国で、面積は品川区と同じくらい、人口は1万人くらいの小さな小さな国です。で、この「ツバル共和国」、一番の特徴はメチャメチャ海抜が低くて、最も高いところで海抜3Mというお国。海抜3Mという事は、海面の水位が3M上昇すると、この国は無くなっちゃうのです。 いまこの国が注目を浴びています。なぜか?それは地球温暖化により最初に消滅する国であろうといわれているから。あるデータによると、今後地球の気温は100年で最大5.8度の上昇、海面上昇は最大で88cmという報告があるそうです。この報告を真に受けると「ツバル共和国」は約300年強で完全に姿を消すわけです。 んまあ正直100年後に気温が5.8度も上層した時点で、「ツバル共和国」の人達だけではなく、世界中のあちこちで動植物が死滅しそうな気もしますが・・・。で、重要な事は実際にこの「ツバル共和国」ではユックリとですがその影響が出始めているらしいのです。この文章だけ読むとなんともお気楽なカンジで実感が沸きにくいかと思うのですが、重要なのは「ツバル共和国」での出来事はそのまま世界に適用される現象だという事。つまり「ツバル共和国」はこと地球温暖化による被害という具体例として世界の縮図であるという事なのです。なんとも怖い話ではありませんか。僕自身、これまでは恥ずかしながら地球温暖化なんて気にもしてませんでした。ゴミは分別しなきゃいけないなぁ・・・とか、できるだけ無駄な電気は使わないようにしよう・・・とか、その程度。なぜなら今更どう頑張っても地球温暖化なんか防ぎようがないし、大体僕の生業としている建築そのものがスクラップ&ビルドを繰り返す非エコではないかと・・・。つまり「手後れ感一杯」だったわけです。でも、最近思うのですよ。燃費の悪い独車止めてプリウスにしようかなとか、冷房は28に設定しなきゃとか(ついつい26度にしちゃうけど)。そして、生業としている建築も、ちょっとでも温暖化防止に協力できる工夫ができないかと。「手後れ感」は相変わらずなのですが、せめて少しでも温暖化をスローダウン出来ればと・・・。そしてそう思い出したのはなぜか?理由は良く言われているように、近年のあまりにも異常な気象現象や、子を持つ親として子供の将来を真剣に考えたりする機会が増えた事。そして、前述の「ツバル共和国」を救うのか、状況を紹介して危機感を啓発しようとしているのか、その主たる目的は良く理解していないのですが、とにかく「ツバル共和国」に対して並々ならぬ行動を起こしているのが日本人 遠藤秀一君という人で、その人が大学の同窓生だって事です。こんな身近に地球の将来を真剣に考え、取り組んでいる人がいたなんて、ビックリしたり自分がちょっと恥ずかしかったり。ともあれ、僕も前向きに取り組まなきゃ・・・と考えさせられるには十二分なシチュエ−ションだったわけです。遠藤君の活動はこれまでに何回かTVでも紹介されているらしいので、既にご存知の方もおられるかもしれませんね。一口に地球温暖化抑制の為のと取り組みといっても、実行するにはなかなか難しいかもしれません。でも、是非一度遠藤君の運営する「ツバル共和国」に関するサイトを覗いてみて下さい。 これまで「人事」のように感じていた事が、少しは自分の事に思えるようになるかもしれません。僕と同じように「手遅れ感一杯」の人も、ひょっとしたら「スロ−ダウンくらいは出来るかな?」と思うかもしれませんよ。

遠藤君のサイト
「TUVALU Over View」
http://tuvalu-overview.tv/


代表:二宮

このページのトップへ

Copyright (C) NRM-Architects . All rights reserved.