NRM-Architects Office Shunichiro Ninomiya+Tomoko Morodome
住宅建築の設計・監理を中心に、一般建築・店舗・インテリア・ファニチャ−など、幅広くデザイン活動を行っています。
Column コラム エヌア−ルエム代表の二宮が感心をもった様々な対象を、独断と偏見で書き留めています。
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2006/11/20 「直島〜オ−プンフィ−ルド」

先日初めて直島を訪れました。竣工したばかりのSANAAさん設計のフェリ−タ−ミナルに迎えられて直島に上陸。このフェリ−タ−ミナル、柱も屋根も細くて薄くて、遠くから見ると建築そのものの存在が消失しているかのようなデザイン。「台風の時とか大丈夫なのかいな?」などと完全な素人目線で暫し見学。で早速お目当ての安藤忠雄さん設計の地中美術館へ移動。相変わらずの安藤節炸裂建築ではあったのですが、安藤さん的には目新しい建築的ボキャブラリ−も多く見られ、遠くまで来た甲斐がありました。しかし、それ以上に感激したのがジェーム・スタレルさんのオープンフィ−ルドという作品。ジェームスさんをご存じの方なら御分かりかと思いますが、ジェームスさんの作品は絵画とか彫刻とかではなく、人の五感に強く働きかける空間そのものの創造で、従来の芸術観とはかなり違う視点からクリエイトされています。で、このオープンフィ−ルド、筆舌に絶するとはこの事か?というくらい文章にするのは難しいので、具体的な解説は割愛。大掛かりな手品・・・イリュ−ジョン好きの僕には非常に壺に嵌る作品でした。あえて言うと、USJのスパイダーマンザライドよりも凄かったです・・・。・・・。・・・。だから、とにかく感動したわけですね。で、あれです、これは建築やなと思ったわけです。つまり、前述のようにジェームスさんの作品は絵画や彫刻のように鑑賞する芸術ではなく、体感する芸術。即ち、それは建築だな・・・と。まぁ、ジェームスさんの作品のような強烈なドキドキ感をそのまま同じレベルで建築に持ち込んでも問題アリでしょうが、空間で物事を表現するスタンスを持つ文化としては、非常に勉強になったのでありました。
代表:二宮

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