昨夜の「情熱大陸」は建築家の安藤忠雄さんが取り上げられていましたね。実は、先日地鎮祭を終えたばかりの「北畠の家」の現場監督さんが、この番組で取材されていた安藤さん設計の「靭公園の家」を担当されておられて、「僕も映るから観て観て!」と言うので、監督さんの出番を楽しみに視聴。果たして監督さんの出番は2秒ほど。。。。チラっと。まあ、そんなもんですよ。見学に来ていた積水ハウスの方々の方がよっぽど出番が多かったですね。話は変わりますが、以前の僕は建築家を目指そうとしている学生さんや、他の事務所の若い衆には「建築なんか止めとけ、こんな夢の無い仕事は無いよ」と伝えるのが常でした。夜遅くまで仕事して、休みも無く、貰える報酬は僅か。吉本興業の芸人さんも若手時代は薄給らしいですが、頑張ってブレイクしたらビッグマネーをゲット出来るけど、建築家なんて成功しても所詮知れてる。よっぽど建築が好きでないと不幸になるだけだよ。。。の意でお話していたのですが、ここ1・2年前からその話をするのを止めました。なぜなら、やっぱり建築家という商売は「素晴らしい」と思えるから。番組の中では安藤さんに世界中からオファ-が来る様子や、実際に海外に飛び出して視察して回る様子も紹介されていました。「他人に必要とされている」という実感。素晴らしい。今の僕は安藤さんには程遠い存在ですが、同業者でも頑張ってあそこまで成長できている現実を目の当たりにすると、今更ながら自分の仕事を「素晴らしい」と思う事ができて嬉しくなりました。苦労も多いけど、もうちょっと頑張ってみようと思います。
代表:二宮