COLUMN

2010/04/27 「祝!上海万博」
祝!上海万博

上海万博開催目前で様々な報道が盛んに行われていますね。今朝も列に並ばないとか、空いているからと逆方向のエスカレーターを使う様子などが報道されていていました。まあ、いずれも想定の範囲内。。。。少し前は万博のテーマ曲が岡本真夜さんの楽曲の模倣だと指摘されて騒動になっていましたが、模倣天国の中国の事ですから、これも想定の範囲内であまりビックリはしませんでした。良いのか悪いのか。。。。

ところで、この模倣騒動で実はビックリした事があります。それは、模倣だという指摘は中国国内からのものであり、それが世界に報道され(日本にだけ?)、中国はスンナリそれを受け入れ(認めたわけではない?)、模倣された岡本真夜さん側に正式な採用依頼を打診したという、事の成り行きでした。少し前の中国では絶対にあり得ない展開。岡本真夜さんの方が模倣したんだろうとの反撃であれば想定内ですが、事実は想定外で個人的には驚愕の展開でした。

話は変わりますが、以前のコラム(No.00197「中国を憂う」)でも書いたように、中国は素晴らしくオリジナリティーのある文化を持っています。それは遠い過去のものだけではなく、香港映画特有の「香港アングル」などは、タランティーノ監督なども模倣しているオリジナルな手法です。でも、残念ながら現在の中国は模倣天国というイメージが強すぎて、そういう現代のオリジナリティーすら認識されにくい状況となっていて、非常に残念に思います。万博というのはそもそも、自国の文化を世界に伝えるという趣旨だと思うのですが、いっその事この機会に「現代の中国の特徴は模倣です。模倣が得意なんです!こんなに模倣が得意な文化は他の国には無いでしょう?!」とアピールしたらエエのに、と思っていた矢先、前述のテーマソング問題のような展開。日本も万博前と以降では文化レベルが全然違うと聞きます。世界基準になるのが良い事なのか悪い事なのかは疑問が残りますが、現代中国も少しは付き合い易い状態になると良いですね。

代表:二宮