COLUMN

2010/03/18 「苦楽園の家 -コン打ち」
苦楽園の家 -コン打ち

「苦楽園の家」がもうすぐ上棟を迎えます。この日は2階の柱と壁と天井のコンクリート打設工事。通称「コン打ち」と呼んでいるこの工事工程は、配筋の終わった柱や壁や床(天井)を覆うように型枠で囲い、その中にコンクリートをドボドボと流し込む作業です。コンクリートが硬化した後、型枠を外すと鉄筋コンクリート製の柱や壁や床(天井)が出来上がります。ケーキやパンを作るのに似ています。この日は約30台分のミキサー車で、朝8時から夕方5時過ぎまでドボドボとコンクリートを流し込む作業となりました。

ドボドボと と書くと簡単なように思いますが、実際には極太のホースを持って、足場の悪い状態で踏ん張りながらコンクリートを流し込むコンクリート屋さんとその助手、流し込んだコンクリートがしっかり型枠の隅々にまで行きわたるように、小槌で型枠を叩いたり流し込まれたコンクリートにバイブレーターを突っ込んで振動させる型枠大工さん達。打ち上がったコンクリートの表面を滑らかに均していく左官屋さん達。左官に出入りするミキサー車を誘導する警備員さん等など、総勢20人くらいが終日テンヤワンヤしているのが「コン打ち」なわけです。

最近では「口は出すけど手は出さない」主義で、もっぱら「コン打ち」に立ち会い見守っているだけなのですが、設計事務所に勤務しだした頃は必ずこの「コン打ち」に駆り出されるのが常でした。型枠大工さんの補助として小槌持ってコンコン壁を叩いたり、長い竹の棒を持って流し込まれたコンクリートを上からズボズボと突き刺して、コンクリートが隅々まで行きわたる為の手伝いをさせられたもんですが、所詮現場では素人。足場の悪い中でのそんな作業、「怪我しないかなぁ」と現場監督さんはきっと心配されていたでしょうね。。。迷惑極まりない(汗)。ともあれ、この日の「コン打ち」も事故もなく無事終了。皆さんご苦労様でした。

代表:二宮